2010年10月号(8月27日発売号)
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 自分、何は無くとも健康だけはとりえの人間なんですが、先日、いきなりワキ腹が異常に痛くなりまして、堪らず救急へ駆け込んだら腎臓結石と診断されました。特に治療はなく、「水を沢山飲むように」と医者から言われて帰宅。 で、その一ヵ月後、病院から送られてきた請求書を見て、自分は天地がひっくり返るほど驚きました。なんとなんと、1万1000ドル! 1万1000円の間違いじゃないですよ。円高の昨今でも軽く90万円を超える額。 病院でやった事といえば、点滴2本、痛み止め1本、尿検査、血液検査、CTスキャンそしてお医者と五分程度話しただけ。たったそれだけでこの請求! 信じられます? アメリカの医療費はバカ高いと聞いてはいましたが、もう気が狂ったとしか思えない額。ブラック・ジャックでもココまではふっかけないでしょう。
 アメリカには、いわゆる国民健康保険制度がありません(さすがに老人医療制度はあり)。医療保険は、個人(または会社ぐるみ)で購入しなくちゃなりません。自分も幸い、保険を買ってたおかげで8000ドル程度は保険会社が持ってくれるみたいですが、それでも残りの3000ドルを12ヶ月の月賦で払っていかねばならない状況(涙)。どう考えても、コレはむちゃくちゃです。 読者の皆さん、日本には世界に冠たるきめ細やかな医療保険制度が当たり前のようにありますよね。例え鉄砲は撃てなくても、それって物凄〜く大切で幸せで安心な事なんですよ。自分は今回、それをつくづく実感した次第。なんかもう、マジで日本へ帰りたくなりましたよ、トホホ・・・。 まあ、愚痴はこのくらいにしまして、次回のネタはS&Wの9mmDAオート3本立てです。やや懐かしめの3rdジェネレーションの3挺です。「あの銃に・・・」はブレンテンでいきます。 では、紙面で。
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 次号はお待ちかねのACRです。今回、幸運にも2挺のブッシュマスターACRを入手することができました。ブッシュマスター、マグプルそしてレミントン、3社のコラボで完成したという話題モデルの性能は?
 マシン加工部はミリポリ/スポーツモデルAR/M4系の製造で経験を持つブッシュマスター 、ストック関係は各種ポリマー製アクセサリー製造で知られたマグプルがそれぞれ担当した。 して老舗レミントンの役割は?
 どうやら海外ミリ・ポリ販売利権を条件とした投資のみの参加と見たが・・当たらずとも遠からずであろう。
 ACRは期待通り良く出来たモデルで感心した。今回、ACRには20ページを割いたのでご期待あれ・・・・・・ Turk
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 今月は、話題の新製品であるスターム・ルガー社のSR9cです。ルガーがグロックにそっくりなモデル、SR9を発売したのが2007年の秋の事でした。 グロックの特許切れという絶妙なタイミングを見計らって、トリガー・メカニズムまでバッチリとコピーしたポリマー・フレーム・オートでしたが、 まさか独自なものが好きなルガーから、そんな大それた?モデルが発売されるなんて想像もしておりませんでしたので驚きは2倍でした。 グリップはグロックよりも人間工学的な設計で握りやすく、特にデザインが従来のルガー・オート達に比べて、かなりスマートなものになりました。 そして今年、そのコンパクト版のSR9cが発表されました。コンパクトと名付けられても銃身長は3.5インチとかなり短く、サブ・コンパクトのカテゴリーに近いスペックです。 これがグロックなら、フル・サイズのG17からコンパクトのG19を飛び越えて、一気にサブ・コンパクトのG26まで小型化された印象を受けますが、実際にはSR9はフル・サイズといっても銃身長では既にG19に近いコンパクトなものでした。
 SR9cはただ小型になっただけではなくスライドのセレーションが前方にも追加され、歴代ルガー・オート中、最もカッコイイ銃なのではないかと思うくらい、外見が決まっています!カリフォルニア州での販売許可を得る為に安全対策は完璧です。どこまでグロックに迫る性能を持っているのか、特集をお楽しみに。
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 前回・前々回のAR/M4系大特集増大号はすごかったですねぇ。ほかのリポーターさんたちがひとつのテーマに一丸となって取り組まれたものを読ませていただくことにより、あらためて同シリーズの歴史やメカニズムを学ぶことができました。AR/M4系ライフルの本場アメリカで大人気の同タイプは、日本でも同様にガン・ファンに大人気であるということは、ここで述べるまでもありませんね。しかし、中にはAR/M4系ライフルがあまり好きではないという方や、2ヶ月連続の大特集増大号に満腹したという方もおられるかもしれません。 そういうわけで(?)、今回はスターム・ルガーのMini-14(ミニ・フォーティーン)をご用意させていただきました。約1年前にもミニ14ランチ・ライフルはリポートさせていただきましたので、「え、また?」という声も聞こえてきそうですが、今回のモデルは一味違いますよ。ミニ14のタクティカル・ライフル/パトロール・ライフルには一般に市販されていないLE機関限定モデルが存在し、今回取り上げるのは、その中でもアルミ合金製シャーシ・ストックを装備したシリーズ最上級モデルの“Mini-14 GBT”です。メインのアクセサリーには、エイムポイント社からダット・サイトを取り寄せ、独自のアレンジでマウントしてみました。格好だけは近未来SF風アサルト・ライフルといえなくもない、ミニ14らしからぬスタイルに仕上がっています。
 日本で8月20日に公開される「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」では、ミニ14はメンバーのメイン・ウェポンとはなりませんでしたが、時代の流れということで仕方ありませんね。ミニ14ファンの方はあまり残念がらずに、このリポートを読んで夢を膨らませてください。
2010年9月号(7月27日発売号)
 
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 次号の特集も前号に引き続き「AR/M4系大特集増大号パートII」となりました。 床井さん、諸星さん、キャプテンとそれぞれユニークなスタイルで展開したパートIでしたが、パートIIはいわば各リポーターによる結論編です。 今や人気絶頂のM4、この先新型モデルと更新されるのか? ダイレクト・ インピンジメント・ガス・システムは本当に信頼性がイマイチなのか? 私目は各システムでクリーニングなしの1,000発射撃に挑戦してみました。 その間のアキュラシイは?焦げ付き異臭を放つほどバリバリ撃ったバレル・・そんなバレルで しかもクリーニングなしで
500ヤードを撃ったらどんなグルーピングになるのか? 灼熱のバレルとなったときでも銃自体が作動するのか?読者にとっても疑問は尽きないはずである。 パートIIを読めばM4の小火器としてのレベルが見えてくる、乞うご期待。
2010年8月号(6月26日発売号)
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 今、自分の頭の中は、パイソンの事で一杯なんですよ。パイソンが欲しい! パイソン、パイソン、パイソーン!  しかし、なんでまたこんなパイソン頭になっちゃったのかというと、先日、他州のガンショーへ出掛ける機会があって、 そこで見つけちゃったんです、超オールドな6インチのパイソンを!
 パイソンの生産は1955年に始まったワケなんですが、 そこで見つけた古パイソンは、なんと生産3年目の1958年製。オールド・パイソンの主な特徴としては、リア・サイトが Acroのフラット・タイプで、グリップが例の見事なフル・チェッカリングなんですね。それがナント、元箱付きのミント状態 で売られていたのですよ! お値段は1400ドル。今時,全然高くありません。借金してでも絶対買うべき。が、です。 もう極めて残念な事に、州法の厚い壁が、私の前に立ちはだかったのであります。つまり、カリフォルニア人である私には 売ってくれないとゆーのであります。しかもしかもそのオールド・パイソンは、落胆する私の目の前で、あろう事か200ドル も値切られて、あっという間に売れて行ってしまいました・・・・(号泣)。ああ、もう嫌。カリフォルニアが憎い。 私のオールド・パイソンを返してぇ〜〜〜。
 というワケで、今月のネタはSIGのP230であります。KSCの新作モデルガンとガップリ 対決してもらいます。『あの銃に会いたい』は1911A1ガバでいきます。では紙面で。
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 次号はAR/M4に焦点を合わせた増大特集です。私の担当はARカッタウエイを使ってのメカニズム解説です。
米国で絶対の人気を誇るAR/M4の魅力はどこにあるのか?制式採用から半世紀になろうとするモデルだが 市場での人気は衰えを知らない。新しいモデルとの更新が噂される中、今も米軍現役としてイラク、 アフガンで活躍している。リユングマン(ダイレクト・インピンジメント・ガス・システム)はベトナム戦争時代 から問題あるガス・システムとして囁かれてきたが米軍現役M4最終発展型でも基本的に同じシステムを 採用している。もし、それほどの欠陥ならとうの昔に改良されたはずだ。 この5年、いくつかのメーカーはガス・ピストン・システムに改造したAR/M4系モデルを発売、リユングマンの欠陥を 解消したガス・システムと宣伝している。売るが為の大袈裟宣伝工作なのか?はたまた本当に優れたものなのか? きっと読者にも興味ある事柄に違いない。乞うご期待!
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 今月はデザート・イーグル・ファミリーの末っ子であるマイクロ・デザート・イーグルを特集します。 このところ、380ACPオートの新製品がかなり活気付いていますが、そんな中で登場した異端児といえるモデルです。 ほぼ全ての新製品がポリマー・フレームを採用する中、金属フレームで設計されているというのも目立つ特徴といえますが、 何よりユニークなのが、その作動メカです。ショート・リコイルではなく、ブローバック・システムを採用しているのですが、 これが実はガス・ディレード・ブローバックの一種なのです。こんな小型なのに一体どのようにして組み込んだのでしょうか? 詳しくは特集の方で解説しておりますが、意外に単純なアイディアなのでビックリしますよ。ヒントはエジェクション・ポート から見えるバレルに開いた2つの穴です。お楽しみに。
2010年7月号(5月27日発売号)
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 ショットガンでもっともポピュラーな番径は12ゲージで、その装弾には一般的な2-3/4インチのほか、 パワフルな3インチ(マグナム)が存在するというのは周知のことでしょうが、更に強力な3-1/2インチ・マグナム という装弾が存在するということをご存知でしょうか? 本誌ではショットガンが特集で取り上げられることが少なく、 12ゲージ3-1/2インチ・マグナムのことが話題になったような覚えもありませんが、その開発背景には水鳥猟と鉛散弾 規制が深く関係しており、史上初の12ゲージ3-1/2インチ・ショットガンであるモスバーグのモデル835“Ulti-Mag” と共に1988年に発表されたというのですから、その登場から既に20年以上も経過しているのです。
 次号では、モスバーグM835のバリエーションのひとつである、サムホール・センサティックを取り上げます。 カモフラージュ・プリントが施され、フル・チョークよりもさらに絞りの効いたチョークを備えたターキー (シチメンチョウ)・ハンティング用のモデルです。実射では30ヤードでのパターン・チェックや、サファリ・ ライフルとのリコイル比較などを行いました。日本ではあまり馴染みの無いターキー・ハンティングについても 少し紹介させていただきます。アメリカではターキーは非常に一般的な食材ですが、ワイルド・ターキーの味は ドメスティック・ターキーとは一味違いますよ。さぁ、私はM835でターキーを獲ることができたのでしょうか?
テキサス支局 Turk
次号ではSS2010(ショット・ショー)リポートで紹介したAR57社の5.7mmアッパー・アセンブリーをリポートします。 AR57はショット・ショー・リポート以来、多くの読者から希望が寄せられている製品の1つです。 FN 90 5.7mmx28が市場に登場したのはかれこれ10年前のことです。FN P90自体ユニークなコンセプトだったのですが、 なにより注目を浴びたのは背負いで装着した50発マガジンでした。この50発マガジンをそのまま拝借、 ARベースのローア・レシーバーを利用するアッパー・アセンブリーをデザインしたAR57社のアイデアはいずれ本家の P90/PS90を上回るんじゃないかと思う次第です。
FN P9-/PS90は操作性で好き嫌いの分かれるモデルであることは先のリポートでも述べた。
操作性抜群の評価を持つAR/M4のローア・レシーバーがそのまま使えるとなると口径違いのAR/M4のバリエーションといって良い。 FN P90/PS90にとっては手ごわい相手であろう・・まずは特集をお楽しみに。
2010年6月号(4月27日発売号)
 
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サンフランシスコ支局
 世の中には、ユニークなアイデアに満ち溢れながらも時代にそぐわず、 歴史の表舞台からひっそりと消え去ってしまう存在がしばしばあります。 銃器の世界で言えば、3月号で矢野さんが紹介したステアーGBとか、4 月号のLA支局のVP70などがそれに当たります。そして、そんな惜しくも 姿を消した存在の中には、時代の移り 変わりによって再び脚光を浴び、 息を吹き返す存在もまたしばしばあります。次号で取り上げるS&Wのセ ンチニアル・リボルバーなどもその一つだと思われます。S&W社の創立1 00周年記念モデルとして1952年に登場するも、M49ボディーガー ドの人気に押されて74年にカタログ落ち。しかし90年代初頭、コンシ ィールド・キャリーの流行によってそのコンセプトが見直され、見事に 復活を果たしました。その後はバリエーションもうんと広がり、現在では 一種定番化した趣すらあります。次号では、そんな復活版センチニアル・ シリーズの中でもちょっと変り種の1挺、9mmパラベラム弾を使用する ステンレス製のM940を取り上げます 。Jフレ・ボディーに9mmパラ は、めちゃめちゃリコイル強烈ですよ〜。なお、『あの銃に会いたい』の ほうは、日本における22オートのカリスマ、コルト・ウッズマンでいき ます。では誌面で。
LA支局

 スプリングフィールド・アーモリー社の主力製品といえば、1911(ガバメント) シリーズばかりではありません。ポリマー・フレームのXDシリーズも大人気商品です。 今月のLA支局は、5インチのタクティカル・モデルをご紹介致します。XDのスタンダード ・サイズの銃身長は4インチですが、バレルとスライドを1インチ延長することによって バランスがさらに良くなり、見た目もより一層カッコ良くなっております。実射テスト では、宿敵(?)グロック34と比較し、競技用として、どちらが優れているのかを比 較してみたいと思います。お楽しみに!

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今回はひょんなことから旧ミリタリー・ライフルのトップ・レストア・メーカーで知られたMiltech社製 Miltech M1ガランドが入手できたのでリポートする。自分も自衛隊時代には実際にM1ガランドを使っていたので他の銃に比べ、思い入れは深い。 自分と同じようにガランドを使っていた何十万という方たちが、いまだ健在なはずである。アメリカと違い日本では所持したいと思っても法律上ままならぬはず、そんな方々に今回のリポートで過去のM1ガランドにまつわる記憶を思い起こしてもらえば幸いである。当地ではフル・オート所持には制限を受けるが M1ガランドのようなセミ・オートは善良な市民であれば容易に購入可能となっている。このところかつて世界の友好国に供与 されたM1ガランドたちのお里帰りが米国業者により実現している。そして修理、再生されM1ガランドがシビリアン・スポーツマン、 コレクターに販売されている。注目すべきことは若い世代の間でM1ガランド・ファンが増えつつあることだ。AR系に草木もなびく 時代だがM1ガランドに限らずM1カービンもこのところ人気上昇中だ。M1ガランドはセミ・オート歩兵ライフルのベンチマークであり 原点でもある。「重い」「8発しか入らない」「途中の補弾がきかない」これらを欠点として指摘する人も多いが時代を考えてもらいたい。1940年代でM1ガランドに 匹敵するセミ・オート・ライフルは無かった。ジョンソン・ライフルはどうだ?世間の噂、疑問に答えるべく1940年代初め、軍により両モデル は比較テストされた。その結果、総合性能で文句なしM1ガランドに軍配が上がった。しかしM1ガランドの不足分を補うためジョンソン・ライフルも製造され 太平洋戦域に展開した一部海兵隊に採用された。 今回、リポートしたMiltech M1ガランドには工作関係の不手際があり・・ちょっとがっかりさせられた。それが何であったか?リポートを読んでいただきたい。
2010年5月号(3月27日発売号)
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LA支局
 製造中止になり、過去の存在になってもずっと記憶に焼き付いてしまうモデルは色々あると思います。その 中でもH&Kのハンドガンはどれも個性派揃いで印象深いモデルが多いですね。実は私もUSPシリーズが発売され る以前のH&Kの出物には結構目を光らせている一人です。しかし、カリフォルニア州で入手するにはジッと個人 売買のチャンスを伺うしかなく、先日もP9sの口径45ACPモデルが委託で販売されていたのですが、買いそび れました(残念)。メカがかなり面白いのでP9sはいつかゲットしてご紹介したいですね(笑)。そんな独自 のフレーバーのつまったH&Kハンドガンの中でも極め付けの一挺がVP70です。H&Kハンドガンの売り物はP7シリ ーズの出物が一番多く、P9シリーズもちょこちょこ出てきますが、VP70はかなりレアです(ネットで探せば、 そこそこ見付かりますけど)。発売当初は人気がなくてあまり売れなかった(出回ってなかった)こともその 理由の一つです。その為、結構忘れられそうな存在ですが、このVP70こそ世界初のポリマー・フレームなので す。あれ?グロックが最初ではなかったの?と思われがちですが、70年代初頭にH&Kが完成させたのが先でした。 そう考えるとVP70という銃は歴史的なハンドガンの一挺であると言えます。さすが色々とやってきたH&Kだと感心 しますが、VP70といえばホルスターにもなるストックを取り付ければ3点バースト射撃が出来る事の方が有名だ と思います。そのストックが付かない市販モデルがVP70Zです。口径9mmx21も限定数製造されました。今 月はこのVP70Zをフィーチャーしてみました。その開発の背景にあったのが、戦争末期のドイツの兵器事情から 生まれた人民ピストルだと言うことです。ゲストにタニオコバのエアガンも登場します。お楽しみに。

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 S&WのM&P(ミリタリー・アンド・ポリス)といえば、一昔前まではKフレームの.38口径リボルバーと相場が決まっていたのですが、 今では2006年のSHOT SHOWで公式に発表されたポリマー・フレーム・オートマティック・ハンドガン・シリーズを連想する人の方が多 くなっています。由緒あるニックネームを継承することになったM&Pシリーズ・ハンドガンは順調な売れ行きを見せ、大きな不具合に よるリコールもなく(マイナー・チェンジ等はあったようですが)、多くのLE機関にも採用されながら、多口径やバレル長のバリエ ーション展開が行われてきました。テネシー支局は5月号で、このM&Pシリーズのコンパクト・バージョンで9x19口径の「M&P9c」 を取り上げます。コンシールド・キャリー・ウェポン(略してCCW)では携帯性がやたら強調されて「小型・軽量」のポケット (ヴェスト)・ピストル・クラスのハンドガンが好評のようですが、フルサイズ・ハンドガンのバレル/スライドとマガジン/ グリップ・フレームを短縮したいわゆる「コンパクト・モデル」は存在価値を失ってしまったのでしょうか!? この問いに対する 私の見解/回答は、本誌5月号でどうぞ。

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 次号の特集は先月のショット・ショーで紹介したばかりのFN SCAR 17Sの姉妹モデルSCAR 16S 5.56mmです。米軍特殊部隊 とFNのコラボで開発されたという話題の新型ショルダー・ウエポン!果たしてその性能は?M4を凌ぐか?16ページののスペー スをとっての詳細なリポートになってます。
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 僕が住んでる街(Benicia・・・ベニシア)の隣に、Vallejo(バレホ)ってゆー人口12万人の街があります。そこは 08年の5月に財政が破綻し、破産申請をしたことで有名となりました。で、元々治安があんまし良くなかったところに財政破綻 が来たから、現在その街はベイエリア屈指の犯罪都市になっちゃってるんです が、先日TVのニュースを観ていたら、なんと最近 そのバレホ、週に1日だったか警察署がお休みってゆーんですよ。信じられます? 代わりに軍とかCHPが応援に来てるらしいんで すが、ただでさえ犯罪率がウナギのぼりなのに、警察がお休みじゃあ、もう無法地帯ですよ。そんなヤバーい街の片隅に、顔見知 りがやってるガンショッ プがあって、次号ネタのエンフィールド.38No2Mk.1**の登録手続きもそこで済ませたんですが、店からの 帰り際、マジで弾を込めたい気分になりましたね。たとえ38S&Wとゆー弱装弾でも無いよりは全然マシ、みたいなね。そういえばサ ンフランシスコ市内では、最近、国定公園の中に限って護身用の銃の携帯を許可すると いう妙な法案が通ったらしいですね。なん か世の中、益々危険になるばかり。やっぱり自分、鉄砲は絶対手放せないなあ。命あってのモノダネですからねー。  
トシ (P.S:『あの銃に会いたい』のほうはモーゼルC96でいきまーす)。

2010年4月号(2月27日発売号)
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LA支局
 昨年のある日、いつも取材協力をしてくれるLAガンクラブを訪れてみると、店員さん達が何やら嬉しそうに話し込んでいました。 10年以上働いているカツヤちゃんがニコニコ顔でこう話しかけてきました。「うちのオーナーが、10年以上働いたスタッフに対して、 何でも好きなモデルを一挺プレゼントしてくれるんだって。何にしようかな?」ということでした。他のスタッフ数人も同じように好 きな銃を買って貰えるとのことで、実に太っ腹で親分肌のオーナーさんですね。それで少し経ってから皆さん何を注文したのかと思ったら、 なんと全員揃ってキンバーでした。LAガンクラブの人達はキンバーが大好きです。そして、カツヤちゃんが選んだモデルこそ、今月特集 するウォリアー。一体どうしてそのモデルを選んだの?と聞いたら、5インチのキンバーでレール、アンビ・セフティ、真っ黒の仕上げ… と大体欲しいポイントを充たしているからだとか。実はウォリアーはキンバーの中でも常に人気があります。LAPDのSWATが使っているカス タムIIのTLE/RL IIが一番人気と思われますがタクティカルな風格のウォリアーの存在感も、ひときわ大きなものです。今月は、カツヤちゃ んがとても気に入っているこのハンドガンを特集してみました。実に手堅くつくってあるな、と思えるモデルです。

テキサス支局 Turk
 今月は恒例のショット・ショーのリポートです。新製品としてレミントンの新型スナイパー・ライフルが登場、ライフル・ファンに とってショックともいえる斬新なものだった・・・・果たしてSS公開のミリタリー・バージョンと同じものが市販されるのか・・・ 興味津々、数年前から試作だなんだと騒がれたレミントン、ブッシュマスター、マグプル連合のACRも市販が決まった。 そしてFNからはこれも話題のSCARが昨年末、市販された。
 アキュラシイ・インターナショナルは「究極のロングレンジ・スナイパー・ライフル」と言う宣伝文句で新しいストックをベースと した.338ラプア・マグナムを展示し話題をさらっていた。そのほかではARファイブセブンというメーカーが 発売した口径5.7mmx28のライフルが面白かった。これはARのローア・グループそしてFNのマガジンを利用した5.7mmライフルのアイデア物。
 今回、銃器よりむしろタクティカル・スコープに新しい時代に対応した新製品が見られた。新顔のヴォアテックスそして久々に Leupoldがあっと驚くミリタリー・スコープを発表した。米軍が待ち望んでいた夢のような機能を持ったモデルだ。これも 市販されるというが・・・詳細は本誌「SS ミリタリー/LEリポート」を・・。

2010年3月号(1月27日発売号)
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サンフランシスコ支局 Toshi
 昨日、2010年ショットショーから帰って参りました。いやあ、今年も楽しかったですよ。何が楽しかったって、先ず、行きのシスコの空港で、映画ロケ中のマット・デイモンに遭遇。マット・デイモンといえば、あのジェイソン・ボーンを演じた役者ですからねえ〜感動。それからショーの初日、プレス・ルームでダベってい たら、いきなりスコット・グレンがいるじゃないですか。スコット・グレンといえば、映画『ライト・スタッフ』とか『羊たちの沈黙』とか『シルバラード』に出てた個性派俳優ですからねえ〜感動。さらにショー2日目、会場をブラブラ歩いていたら、のわんとサイン会真っ最中のエリック・エストラーダに出くわしちゃったんで すね〜。エリック・エストラーダといえば、あの『白バイ野郎ジョン&パンチ』のパンチョレロですよ〜もう大感動。もちろん、グロックのブースでは、例年通り『フル・メタル・ジャケット』のロナルド・リー・アーメイが大盛況の撮影会を展開してましたしね。ただ、非常に残念だったのは、コレはあとから聞いた情報なんで すが、会場には、なんとなんと、あのスティーブン・セガール大先生も姿を見せてたそうなんですよ。あ〜、失敗したよなあ、セガール大先生に会いたかったよなあ〜。

エッ? ミーハー話はいい加減にして、大事なショーの内容はどうだったのかって? それに関しては、4月号でタークさんと中井キャプテンがばっちり紹介してくれるはずですから、どうかお楽しみに。とゆーことで、今月号の僕のネタは26年式拳銃です。旧日本軍の、誇り高き国産初の軍用拳銃です。『あの銃に会いたい』 は、S&Wの44マグナムM29でいきます。では誌面で。
LA支局
 今月は、携帯用オートマチック・ハンドガンのトップ・ネームになったカー・アームズのPM9を特集します。95年に新進気鋭のカー・アームズが送り込んだK9は、業界の大きな話題となりました。当時このメーカーを起こした社長は20代半ばで、難しいと思われていた380ACPクラスのサイズで9mmx19が撃てるコンパクトさを実現。 その裏には特許を得た様々なアイディアがありました。 社長が持つ独自のこだわりが凝縮されていて、特に小型軽量が勝負のコンパクトに、あえてスチール・フレームを組み合わせて来た点が注目されました。極度な軽量さよりも耐久力を重視した設計で、タフなガバメント系をキャリーする派には魅力を感じる要素が沢山ありました。その後、99年にポリマー・フレームのPシリーズを発表。そして、2003年にさらに小型な今回の主役、PM9が発売されました。その後、今月号で特集されているローバーR9のような高価なライバル機種も登場しましたが、小型オートでは業界きってのトップ・ランナーです。
 ちなみにカー・アームズは、ショット・ショーの大手銃器メーカーの中で唯一、日本語で新製品の解説が受けられる珍しい会社なんです。日本人や日系人のエンジニアの方が大勢いらっしゃるようですよ。それでは今年も本誌を宜しくお願い致します。

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皆さんはステアーGBを覚えておられますか? オーストリア軍のサイドアームとなるべくして1970年代後半に開発されたGBは、トライアルにおいて門外メーカーであったグロックに屈辱的な敗北を喫した後、アメリカ陸軍サイドアーム・トライアルにも参加しますが、失格となってしまいます。軍隊での評価は低かったようですが、ガス・ロッキングを利用したディレイド・ブローバックという作動方式や、マニュアル・セフティを廃してスプリング・ローディッドのディコッキング・レバーとAFPB(オートマティック・ファイアリング・ピン・ブロック)で安全を確保するなど、当時としてはかなり斬新なアイデアを満載したハンドガンであったといえるでしょう。
 今回は、ステアーGBの生い立ちを振り返ってみながら、この銃の特徴であるガス・ディレイド・ブローバックについても言及してみました。ゲスト銃には、GBより先に18連マガジンを備えていたアレと、当時の東側としては信じられないくらい素晴らしいコンバット・ハンドガンであったアレを用意しております。どうぞお楽しみに。

2010年2月号(12月26日発売号)
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テキサス支局 Turk
ポケット戦艦ともいえる口径9mmx19の世界最強の小型オート・ピストルが登場した。 これまで市場に登場してきたコンシールド用のハンドガンは「実用性は あっても安価なモデル」が大半を占めていた。言葉は悪いが「安いが、格好 仕上げはイマイチ」というやつだ。ところが近年、コンシールド・ハンドガンを求めるユーザーに新しく高学歴高所得者層?が加わってきた。当然のことながら求めるコンシールド用ハンドガンも価格は二の次、性能抜群なだけでなく格好、仕上げ ともに高級感のあるモデルを求めだしてきた。分かりやすく言えば、BMW、ベンツ、レクサス、インフィニテイのコンパートメントに似合うような モデルのことだ。その市場要求に応じたのがRohrbaugh Firearms社のショートリコイル採用R9である。ルガーLCP(.380ACP) と同じサイズから9mmx19を発射するので「凄いリコイルで手に負えないんじゃないか?」いやいや、撃って吃驚・・・ ただし、その小売価格は1,000ドルを超える。リポートをお楽しみに!


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 2009年1月号でEDMアームズ訪問記というリポートを担当させていただき、日本ではあまり知られていない同社と、そこの主力製品である「ウィンドランナー」というロングレンジ・ライフルについて詳しく紹介させていただきました。長距離射撃を意識した超大型ライフルを専門とする同社を訪問中には、ウィンドランナーを大幅にスケールダウンした.308ウィンチェスター口径バージョンにも出会えることができ、これにも大きな感銘を受けたのですが、今回はそのテイクダウン・タクティカル・ライフル、「ミニ・ウィンドランナー」を製造するカスタム・ライフル・メーカーのネメシス・アームズ訪問記をお届けします。
 ミニ・ウィンドランナーはバレルを取り外してストックを縮めると、長さ22インチ(559mm)×高さ15インチ(381mm)×厚さ5インチ(127mm)の専用ブリーフケースに収まってしまう上、慣れた者が組み立てるのには30秒もかからないという、非常にコンパクトなライフルです。しかし、それだけが取り柄なのではなく、マリーン(海兵隊)のスカウト・スナイパーによるテストにおいては、600ヤード(549m)で3発を3インチ(76mm)、905ヤード(828m)で3発を6.5インチ(165mm)にまとめるグルーピング性能も見せつけました。ネメシス・アームズのオーナーであるデイヴィッド・アイヴズ氏は撃ちやすさに関してこだわりを持っておられ、自社製品を良くする為に改善活動を継続しておられます。
 トラディショナルなライフルとはかけ離れた外観を持つミニ・ウィンドランナーですが、操作性は上々でした。レシーバー前部に備えられたバイポッドには取り付け基部に工夫があり、今までのバイポッドの概念を根底から覆すような利用法も紹介していただいております。詳しくは、本誌の記事をご覧ください。  
それでは皆さん、Merry Christmas!!


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 今月はグロック6インチ・モデルのG17LとG24です。現在のカタログには載っていないので、そんなモデルがあったんだ!?という驚きも感じますが、競技向けのグロックとして90年代中頃まで発売されておりました。IDPAなど一部の競技用ではルールブックにある規定サイズに収まらないので使えなくなり、代わりに約5.3インチ銃身のG34/G35が発売されました。その為、製造中止になったグロック一家の中でも特に珍しいモデル達です。それが数年前に限定で再発売されたのをきっかけに、これら「長いグロック」の存在をまた再び印象付けられました。再販された理由は、競技シューターなど一部から強い要望があったからです。確かにスライドとバレルが長いと前が重過ぎてバランスが悪い印象もありますが、照準線長が長く正確に狙えて前にバランスが来ている為、連射に強い点ではグロック一家の中で最も秀でております。現在のG34/G35でも同じ特徴を引き継いでおりますが、その部分をより一層追い求めれば6インチのモデルの方が優れているのは間違いないといったところです。あくまで一部の声である為、カタログに復活するほどではなかったものの、競技シューターには魅力的なグロックであると思います。

2010年1月号(11月27日発売号)
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 ああ、どうしたんだろ。どうして届かないんだろ。今日はもう11月も3週目に突入してるってゆーのに、Gun誌
12月号がまだ届かないんですよ。普通なら、日本での発売日のちょい後、遅くても翌月の頭には航空便で手元に届いてるはずなのに・・・・。紛失かなあ。盗難かなあ。困っちゃうよなあ。この10年間で、Gu n誌が届かなかったのは確か2回。今回で3回目か・・・・・・なーんかガッカリ。あっ、そう言えば、先月はこのリポーター速報、さぼって書かなかったんですよねー。もしかして12月号が届かないのは、そのせいかなあとか。やっぱし、仕事はちゃんとしないとね。
 とゆーワケで、次号のネタはイングラムM11です。映画にテレビにモデルガンにエアガンに、昔も今も引っ張りダコの、超定番のマシン・ピストルです。その民間用セミ・オート・バージョンを、人力(じんりきです)フル・オートで一所懸命ぶっ放します。『あの銃に会いたい』のほうは、これまた映画にテレビにモデルガン にエアガンに、昔も今も引っ張りダコのチーフ・スペシャルでいきます。 では、誌面で。
テキサス支局 Turk
 次号もまたまたAR/M16系のリポートになってしまった。最近、市場にある新製品?となると 圧倒的に多いのがこの類である。もちろんその中にはガス・ピストン採用のモデルも 含まれている。最近、特集で取り上げたSR556も、その中のひとつだった。AR15/M16用のガス・ピストン コンバージョン・キットは20数年前から発売されていたが鳴かず飛ばずだった。AR/M16系ガス・ピストンが一部で注目されるようになったのはHK社が416ファクトリー完成モデル を発売してからである。ガス・ピストンは今後伸びるだろうが、リュングマンを市場から駆逐することはまずありえない。
 今回リポートしたモデルは、つい最近コマーシャル市場に登場した パラ・オードナンス(またはPARA USA)PARA TTR(タクティカル・ターゲット・ライフル)5.56mmである。単にブランド名 がパラになったAR/M16ではない。シビリアン側からみれば競技用に特化された派生モデルだ。 しかしながらタクティカルの名前に恥じないLE用としての実用性も備えているうえに市販品としては初登場のメカも搭載されている。果たして、ガス・ピストンかまたはリュングマンか?早く リポートを読んでいただきたいが、その前に、まずはパラ・オードナンスのHPに アップされている(同社お抱えプロ・シユーターのTodd Jarrettが操作するTTR)動画を見ていただきたい。筆者も欲しくなった!

■パラ・オードナンスHP■


ヨーロッパ支局
 寒くなってきましたなあ。
リポーターは渡り鳥よろしく、冬を日本で過ごすため、ヨーロッパでの取材を終えて戻ってきました。
 ドイツの今年の気候は、かなり変調をきたしており、夏に雨が多くて寒く、10月に入ってから、急に暖かくなってみたり、いきなり雪が降ったりもう大変でした。
 気候が変と言い出してもう何年にもなりますが、気候のブレが年々激しくなっているような気がします。

 さて、今年取材してリポートしたガンの後日談があります。
 読者の皆さんは、覚えているでしょうか、シュッツガルトのアンティーク・ガン・ショーが、乱射事件の余波で急きょ中止となり、スイスのアンティーク・ガン・ショーに切り替えて取材リポートをお届けしたことを。
 そのスイス・ルッツェルン・アンティーク・ガン・ショーで、スイスのオークション・ハウスが展示したごく初期のルガー・モデル1899。スイスの制式ピストル選定委員に贈られたという製造番号21の製品でした。
 リポートする段階では、オークション・ハウスの落札予想価格が、90,000スイス・フランから180,000スイス・フランとされていました。1スイス・フラン90円とすると、約810万円から1,680万円。
 充分に高い予想価格でしたが、実際にオークションが開かれると、あっという間に最高予想価格を突破し、最終的に270,000スイス・フランに達して落札されました。落札価格を日本円に換算すると、実に2,430万円。
 スイス・ルッツェルン・アンティーク・ガン・ショーの取材では、出展者を知る術もなかったのですが、その後、ほかのGUN取材中に、このルガー・ピストルの出品された裏事情を知る銃砲関係者の話を聞くことができました。
 出展者はドイツ人で、長年このルガーをコレクションの中に持っていましたが、年老いて養老院に入ることになって手放したそうです。どうやら当人ではなく、家族がオークションに出したらしい。
 その裏事情を知る銃砲関係者の話によると、持っていた人物は、このルガー・ピストルをガラス・ケースに納めておいたのではなく、実際に射撃して楽しんでいたとのことです。
 そういえば、撮影するため、アンティーク・ガン・ショーでケースから出してもらいよく見ると、フレーム後端のトグルのあたるところのブルーイングが剥げていました。
 オークションで誰が落札したのかわかりません(一説によるとアメリカのコレクターだそうです)。
 しかし、その落札価格から見て、もう、このルガー・モデル1899ピストルが、弾薬を装填されて射撃されることは、二度とないでしょう。

 さて、余談ばかりが長くなってしまいましたが今回の特集はサベージ・ピストルです。米軍制式ピストル・トライアルでガバメントに敗れたサベージ・ピストルの小口径市販バージョンです。
 カレイドスコープとの連動記事になっていますので、そちらも是非ご覧下さい。
ロサンゼルス支局 テリー矢野
 1月号では、スターム・ルガーNo.1(ナンバー・ワン)を取り上げます。昔から本誌をご愛読の方には今さら説明する必要もないくらい有名なシングル・ショット・ライフルのマスター・ピースですが、特にオートマティック全盛の若い世代や新しい読者の方には、聞きなれないモデル名かもしれませんね。
 1966年に登場して以来、様々な口径や銃身長、フォアアームのバリエーションを持ったNo.1が製造されましたが、今回リポートしたのはアフリカのデンジャラス・ゲームに対応した.458ウィンチェスター・マグナム口径のNo.1トロピカルです。
 単発の銃器などには興味がないと思っておられる方もおられるかもしれません。実は私もそうでした。シングル・ショットの銃器には、連射することができないということに勝るとも劣らない「味」というか「風情」があり、私も実際に撃ってみるまでは、それらの魅力を理解することができなかったのですから。「ハンティング・ライフルには興味がない」という方も、気分転換や雑学としてでも読んでみてください。かつてインドやアフリカのハンターたちは、単発の大口径ライフルで猛獣と対決していました。ビル・ルガー氏はそういった事実も考慮し、No.1ライフルをデザインするに至ったのです。当時はシングル・ショット・ライフルの製品化を疑問視する声もあったようですが、40年以上経った今なお生産が続き、新しい口径がラインナップに加えられているということは、大成功作といって過言ではないでしょう。
 コラムは、「デンジャラス・ゲーム用ライフルとスコープ」と「.458ウィンチェスター・マグナムでもパワー不足!?」の2本立てです。

LA支局
 今回紹介するのはこのシルバーのP-08です。これはミッチェル・アームズが1993年に発売したモデルです。あのドイツの名銃をソックリそのままコピーしてしまったのです。しかもステンレス製というから実にユニーク。製造期間はわずか1年で、その後はストーガー社が権利を買い取り、発売していたそうです。しゃくとり虫のような動きをするトグル・アクションは撃っていても、また見ていても楽しいものです。でも本物のルガーは希少価値が高く、おいそれと撃つなんていうわけには中々いきません。そこで現代版のルガーを作ってみよう…と生まれたモデルです。細かいところを見ると再現性もイマイチなのですが、割り切ってしまうと、とても楽しく撃てるルガーのコピーです。詳しくは特集の方をご覧下さい。

2009年12月号(10月27日発売号)
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テキサス支局 Turk
”このところオリジナルそっくりのマシンピストル、アサルト・ ライフルの.22LRバージョンが市場に続々登場し始めた。
センターファイア・カートリッジの価格上昇が安価な.22LRバージョンの開発を加速させたともいえる。既に本誌でリポート済みのGSG-5がその第一号でかなりのインパクトを与えた。これまでもオリジナルに組み込む.22LRコンバージョン・キットは発売されてはいたが、いずれもオリジナルをベースにする限りデザインに限界がありユーザーが望むレベルのものを作ることは困難だった。
 今回、リポートしたコルトM4.22LRは純正コルト製品ではない。ドイツの有名メーカーがコルトから名前を借りて製造したものである。性能は中々のもの・・・リポートをお楽しみに・・・そしてまたSIG、S&Wもこの.22LR競争に加わった。過当競争にならなければいいがと危惧する次第だ” Turk

LA支局
 銃器の所持が自由なアメリカといっても、各州によってその様相は様々です。ネバダやアリゾナ州のように一般市民のマシンガン所持におおらかな州もあれば、その反対にとても厳しい場所もあります。このアメリカ合衆国の中でも毎年何かしらの規制が進んでいるのが、西海岸のカリフォルニア州です。ハリウッドが誇るアクション・スター出身の現シュワルツェネッガー州知事が誕生してからも50BMGライフルが禁止されるなど、いくつかの大きな規制が可決されました。中でも前知事グレイ・デイビス氏が2000年に実行したアサルト・ウエポン規制によって、AKスタイルやM16スポーター系などを含めた多くのセミ・オートの長モノ銃が禁止対象となりました。その翌年にはハンドガンの販売にも落下テストが義務付けられるなど、規制の話題には事欠かないといった状況です。
 こうしてガン・コントロールが極度に進むと、この州のガン・ビジネスはすっかり冷えあがってしまったかのような印象を与えられます・・。今月はいつもの特集内ではページ数の関係であまり深くは書けない「規制、その後のカリフォルニア州の様子」について紹介してみたいと思います。規制に対応した新しい発想の新製品などが現れ、この州のガン・ビジネスをどう変えていったのでしょうか!?今月は先月号の「スティール・チャレンジ」の後編と共に二本立てでお送り致します。

2009年11月号(9月26日発売号)
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Toshi
 6月号から始まっております新企画の『あの銃に会いたい』。おかげさまで反響も良く、「面白い」「もっとやれ」と温かい励ましのお言葉もたくさんいただき、記事自体も何やら定着してきた感もあって、心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。また、この企画を通じて新しいお友達もどんどん増え、そこから更に広がる世界 などもあり、自分としても一石二鳥どころか三鳥四鳥五鳥の幸せ状態。既にご登場いただいた書き手の方々には、この場を借りてもう一度お礼を述べたいと思います。「皆さん、ホントにありがとう」。
 この企画は、読者のあなたとリポーターの僕が、二人三脚で作り上げる作品です。いや、作品はちょっと大袈裟かな?何と言うか、思い出作りみたいなもんですね。難しい講釈とか文才は特に必要なく、あなたの銃への想いを心のままに綴っていただければそれでOK!老若男女も勿論問いません。我こそはと思った方は、軽〜い気持 ちで先ずはメルアドを書いたハガキを一枚編集部へ送ってください。返事確実(笑)。僕と一緒に楽しい思い出、作りましょ!(ややクサ過ぎですか?)。 というワケで、今後ともどーぞよろしくお願いします。なお、次号の特集ネタは南部14年式です。慎ましさと悲哀が漂う和風拳銃です。新企画のほうはH&K P7M13でいきます。それでは紙面で。
テキサス支局 Turk カスタム・タクティカル・ライフル
 今回は最近完成した自分のタクティカル・ライフルをリポートした。現時点で最良と思われる 部品で組み上げたもので、ベース・アクションはサージャン、ストックはマクミランA3、そしてバレルは シーレンとなっている。口径は現役NATO弾の1つ、使用目的によっては 力不足とかションベン弾とか言われている月並みな.308だ。しかし汎用性から見れば第二次大戦後生まれた各種カートリッジの 中のマスターピースであることは疑う余地もない。そして先月号で紹介したMarch1-10× 24タクティカルの兄貴分 であるMarch2.5-25×42タクティカルをもリポートに加えた。両スコープはフロリダで開催されたショット・ショー2009で 初公開された新製品であり、ズーム比10倍のタクティカル・スコープとして注目を浴びたモデルでもある。
 この世界もこのところ競争が激化しているが、それにより更によいものが生まれればユーザーにとっては ありがたい話である。Marchの今のところの強みはコンパクトなデザイン、そして10倍のズーム比だが他社も来年のショット・ショー で新たなスコープを繰り出すことだろう。
LA支局 テリー矢野 スターム・ルガー・ミニ14ランチ・ライフル
 多くのメーカーが自社バージョンのAR15を発売し、同モデルの市場はすでにごった返しの様相を呈しています。あのスターム・ルガー社までもが、自社でアレンジを加えたSR-556を発売しました(先月号でTurkさんがリポートされています)。
 AR15系のライフルが優秀であるのは認めましょう。しかし、こうも周りがARだらけになってくると、あのスタイルを見るのも飽きてきて、別タイプのセミオート・ライフルを探したくなるのは私だけでしょうか?
 そんな私が今回ピックアップしたのは、スターム・ルガーのミニ14ランチ・ライフルです。オリジナル・モデルの開発背景の紹介やランチ・ライフルへの発展経緯、また「580シリーズ」と呼ばれる新型ランチ・ライフルの特徴に関する説明を行いました。「スクリーンに登場したミニ14」と題したコラムでは、そのタイトルどおり、映画やTVで活躍したミニ14をかいつまんで解説しています。昔懐かしいファクトリー・オリジナルのフォールディング・ストックも入手し、今回のモデルへのレトロフィットも行いました。一昔前のデザインをもったミニ14ではありますが、AR15系のライフルに食傷気味となった方には、逆に新鮮に思える部分もあるかもしれませんね。
2009年10月号(8月27日発売号)
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ヨーロッパ支局 Tokoi&Jimbo FG42
 夏休みも後半,暑い夏に負けず皆さんも頑張っていることでしょう。
 さて、今月のGun誌ヨーロッパ支局は,ドイツ南部クルムバッハで,実際に射撃ができるFG42ファルシュリム・イェーガー・ゲベァーのレプリカを生産しているスポーツ・システム・デトリッヒ社の工場取材記事をお届けします。
 並々ならぬこだわりで,第二次世界大戦中の珍しい軍用スモール・アームズを次々と製作するスポーツ・システム・デトリッヒ社と,その社主ベルント・デトリッヒ氏の紹介を含めてリポートします。
 リポーターにとってもスポーツ・システム・デトリッヒ社と,その社主ベルント・デトリッヒ氏は,たいへん気になる存在で,昨年から数回にわたって訪問し,インタビューと撮影取材を行いました。そのため写真のリポーターは,残暑厳しいこの時期に似つかわしくない冬支度ではありますが時間がかかった分、それに見合った内容のあるリポートになったと自負しています。
 日本は,まだまだ残暑が続くことと思いますので、皆さんも体調に十分気をつけてお過ごし下さいね。


テキサス支局 Turk SR556
  猫も杓子もAR-15/M-16/M4系を発売する中,ついに米国大手のスターム・ルガーがSR556で殴り込みをかけてきた。
 ちょっと遅かったんじゃない? いやいや、新しいパテント・デザインを引っさげての登場!は、さすがスターム・ルガーと感心させられた。
 その理由の1つはHKだってブッシュマスターだってやってる,ガス・ピストンでリュングマンを採用しなかったことである。 重量は色々な理由からちょっと重いが長所も多く,総合的にはバランスの取れたエライお買い得な銃だ。詳しくはリポートを読んでいただきたい。あまりにもSR556が気に入ったので自分用として購入したために、しばらくは粗食に甘んずることになりそうだ ・・・。

 オフィシャルサイト映像 THE RUGER SR-556
LA支局 SIG P225
  時折やってくるのが,世界各国の払い下げファイア・アームズです。アメリカ市場では決してお目にかかれないモデルから,かなりユニークな品まで幅広く輸入されています。今回ご紹介するのは,ドイツ警察払い下げのハンドガンSIG P6です。P6なんて名前のSIGがあったか?! と一瞬思ってしまいますが,これはドイツ警察での採用モデル名で,中身はP225です。P225なら既に何十年も売られてきたので珍しくはないですが,P6の刻印が入っている時点でコレクターズ・アイテムになります。刻印以外にもドイツ警察独自のハンマー形状が特色です。あくまで新品ではなく払い下げ中古品の為,一挺ずつ使い込んだ状態が異なりますが,ホルスターによる剥げがあるくらいで,実用品として全く問題なく使えるものばかりです。そして,何より一番の魅力がその販売価格です。今回のテスト・モデルも200ドル半ばくらいで購入したもので,高くても300ドル台後半くらいのようです。あのSIGが実用状態でその価格というとかなりお買い得です。P225の並品の中古価格が大体500ドル台くらいですから大バーゲンもいいところですね。
 今このP6が大量に入荷して販売も波に乗っており,色んな人がカスタム仕上げをしたり,サイトやグリップを代えたりして,好きなように楽しんでおります。価格が安いので,気軽にこうした楽しみ方ができるのも払い下げ銃の魅力です。

LA支局 テリー矢野 CZ75 レトロ
  ガバメント・モデルの愛称で親しまれているM1911とそのバリエーションほどではありませんが,日本においてもガン・ファンの間ではCZ 75の人気は高いようですね。かくいう私も同モデルが大好きで,各種バリエーションを所持しているほか,シューティング・マッチでもCZを愛用しており,本誌ではシーゼッターの異名をもつほどに至りました。
 今回は,バリエーションの中でもあまり知られていない“CZ 75 Retro”を紹介させていただきましょう。CZUB(チェスカ・ズブロヨフカ・ウヘルスキ・ブロッド)で2004年に製造され,アメリカ向けに200挺だけが輸出されたというCZ 75レトロは,現行型CZ 75Bをベースにしながらも,指かけのないトリガー・ガードや、リブなしのスライド,丸みのあるコントロール・レバーの形状やスパー・ハンマー等,CZ 75プリBの特徴が再現された,いわゆる復刻モデルです。程度のよいオリジナルのCZ 75プリBを入手するのが困難になっている状況を考慮して,コレクターを相手にオリジナルの形状を模したモデルを製造し販売しようというアイデアであったのでしょうか。しかしながら,生産数/輸入数が限られていたがゆえに,今ではCZ 75レトロ自体も入手困難なコレクターズ・アイテムとなってしまったのです(苦笑)。
 リポートでは,CZ 75レトロとCZ 75プリBとの違いをチェックしたほか,CZ 75系ハンドガンの特徴であるコック&ロックや,ディコッキング・レバーの必要性に関しても言及してみました。比較のために用意したCZ 75プリBカスタムは,昔からの読者の方なら,きっと見覚えのある懐かしい銃だと思いますよ。
サンフランシスコ支局 Toshi
9月号の『ブラウン管のヒーロー達の愛銃』,皆さん無論,お読みになりましたよね。ファラ・フォーセット追悼の『チャーリーズ・エンジェル』特集・・・泣けました。あの番組は,自分にとっても青春ド真ん中の1ページ。数年前、取材で番組のロケ地を回った時は,まさに感動の連続でありました。個人的には,ファラさんよりもケリー役のジャクリーン・スミスのほうがタイプではありましたが,一番光り輝いていたのは何と言ってもジル役のファラさん。彼女の魅力が番組を押し上げ、番組の人気が更に彼女を後押しするみたいな相乗効果を生んでました。憧れの美しきエンジェルたち・・・思えば70年代は,もう,遥か昔のお話なんですね。今はただただ,ファラさんのご冥福を祈るばかりです。さてと,それで,次号のネタはコルトのコブラです。ディテクティブのアルミ版です。エンジェルたちも多分一回くらいは使ったであろうこの懐かしモデル。追悼記事という形にはなっていませんが,ファラさんのセクシーでチャーミングだった笑顔に捧げたいと思います。ありがと,ファラさん。

2009年9月号(7月27日発売号)
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LA支局 バーストBS40
 2007年5月号で訪問取材したカスタム銃身メーカー,バースト・プリシジョン・マシーン社は,ガバメント系,グロックなど現在人気機種のハンドガン用カスタム銃身を製造する,この道の老舗ブランドですが,実は現二代目社長のアーヴ・ストーン氏が,独自のカスタム・ハンドガンであるBS40シリーズをワーク・ショップで製作しております。
 2001年1月以降,同州のディーラーを通じて販売されるハンドガンは全て司法省の落下テストに合格したものでなければなりません。その為,メーカーは1機種ごとに販売許可を申請しておりますが,それ以降もどんどんと追って増える新規制法案の波によって,同州の販売に対して疲弊する,あるいは撤退を表明するメーカーも少なくありません。そんな銃器規制推進派とも呼べるカリフォルニア州の現状にいよいよさじを投げてしまったのが,競技の世界で大きな人気を誇るSTIでした。上が金属,グリップがポリマーとなっているSTI2011のフレームは,ハイ・キャパシティー・マガジンの入るワイド・ボディーとしては軽量なモデルで,IPSCやスティール・チャレンジで活躍するシューターの多くが使用しています。2004年にこのフレーム付きの人気モデルとして許可を得ていたEdgeの販売を終了,これで競技の盛んなカリフォルニア在住のシューター達は競技用ハンドガンの中核モデルを失うこととなりました。
 そこで一念発起したのが,アーヴ氏でした。STIがやらないのならば自らが道を切り開こうと,STIと交渉,フレームを供給してもらい,自社のカスタム銃身を組み込んだBS40を落下テストに提出し,同州唯一のSTIカスタムとして競技シューターの要望に応えました。
 フル・レングス・ダスト・カバー付きリミテッド・ガンであるBS40は,STIのEdgeによく似た外観を持ちますが,アーヴ氏はSTIの単なる焼き直しではない,オリジナルのカスタム・ガンを目指して様々なブランドのカスタム・パーツより吟味,パーツのフィッティングは自身らの手によるハンドビルドのSTIカスタムをプロダクション価格で提供することとしました。何よりも大きな魅力はガンスミスとして業界で有名なアーヴ氏が高精度なバースト製マッチ・バレルを最初からフィットし提供してくれることです。その為,命中精度については既にハイ・エンドの領域です。パーツ代や加工費を考えるとBS40の価格は,カリフォルニア州の競技ムードを盛り上げようとするアーヴ氏の意気込みが感じられます。本来カリフォルニア州用として販売したのですが,こうして魅力的なBS40はSTI製品が自由に買えるはずの他州からもオーダーが舞い込むようになってきたそうです。
 今月は数回に及ぶバースト社訪問からBS40のカスタム・バリエーションを含めて,この銃器規制が発端となって生まれた独自のSTIカスタム,BS40の性能に迫ってみたいと思います。


サンフランシスコ支局 Toshi S&W M39
 実は今,マルシンのPPK(発火モデル)を握り締めつつこの速報を書いてます。
 日本の知り合いに送ってもらったのが,チョイ前に届いたんですよ。グリップはBWCさんの実物型取りレプリカ(黒)に替え,マグ・ボトムも亜鉛製に替えて重くしてあります。

 いやあ?,カンゲキ。ワクワクが止まりません。ひっさしぶりに手にした庶民のモデルガン(エランさんのガバとかは触ったばかりですが,あちらは一種天上界の品なので……),なかなか頑張ってるじゃーんって印象です。
 30年前,自身のモデルガン熱がピークに達していたあの頃に,コイツを手にしたかったです。マルシンさんも当時は,WAさんとのPPK/s対決で火花を散らしていたワケで(WAさんのは金属板のチャンバー被せ等,ゾクゾクするようなリアル感があった),あん時PPKさえ出してくれてりゃ差別化などもできたはずなのに………。ま,過ぎた事言ってもしょうがないんですけどね。
  すんません。新しい,飛びっきりのオモチャを得た感動をどうしてもお伝えしたくて乱筆乱文になっている模様。
 “新製品なのに懐かしさを感じる”………それが今回のマルシンPPKだと思います。
PPのリポートに間に合わなかったのが本当に残念なのではありました。

 さてさてそれでと,次号のネタは,S&WのM39です。またまた懐かし系の“古オート”でいっちゃいます。昔話に花が咲き,加齢臭漂う内容になることは必至。何卒ご理解とご容赦のほどをよろしく。では,誌面でお会い致します。

テキサス支局 Turk HOWA AR-180
 ついに30数年探し求めていたAR-18のスポーター・バージョンAR-180を入手したので早速,リポートした。
 「AR-180…?そんなの珍しくもないじゃないか」と思われる方もいらっしゃるだろう。 ところがだ,筆者が長い間探し求めていたのはAR-180でも“MADE IN JAPAN豊和工業製AR-180”なのだ。“日本でAR-180が作られた!”なんて初耳かも知れない。英国スターリング製AR-180なら巷で見かけることができ,それほど珍しくもない。筆者も1990年代初めにこのスターリング製AR-180を入手して,当時の本誌記事のメカニズム解説用にカッタウェイしたことがあった。今回,豊和工業製AR-180のリポートをするにあたり,お蔵入りして何十年のホコリ高き(?)スターリング製AR-180も化粧直しをして再登場させている。
 AR-18(ミリタリー・バージョン)は,1960年代前半にAR-15/M16を追い落とそうという魂胆で開発が進められた。AR-18とAR-15/M16にはデザイン部分に明らかな違いがある。AR-18は,コンベンショナルなガス・ピストンを採用しリユングマンに比べ汚れにくいメリットがあり,製造コストも安かった。しかし米軍も含め多くの軍がAR-18にある程度の評価は与えたものの,採用には至らなかった。近年,いくつかのメーカーからAR-15/M-16/M4のガス・ピストン改造型が発売されている。それらの先駆者であったはずのAR-18の失敗は何であったのか?
 ひとつ言えることはAR-18が後世のモデルに与えた影響力はAR-15/M-16 を凌ぐものがあるということだ。AR-18の延長線上には現在,自衛隊が制式採用している89式小銃がある。ちなみに89式も豊和工業製だ。AR-18は滅びたがAR-15/M-16はA1,A2そしてM4に進化を遂げた。
 豊和工業製AR-180の特集を読んでいただければAR-18/180が何故埋もれてしまったのか!が解明されるはずだ。
LA支局 テリー矢野
 読者の皆さん、お久しぶりです。今月はモスバーグM590を取り上げてみました。1961年に登場したモスバーグM500シリーズはリーズナブルな価格と抜群の信頼性をもって市場で高い評価を獲得し、ついにはU.S.ミル・スペックをもクリアして軍用ショットガンとしても採用されました。数多くの銃身長やフィニッシュが用意されていることはもちろん、銃身の保持方法を改良してマガジン装弾数を増加したM590に発展したり、ミル・スペック改訂に対応するために金属製トリガー・ガードを装備したM590A1、マズルローダー・コンバージョン、果ては低致死性ショットガンの新たなる可能性として電極弾を発射するX12など、そのバリエーション展開はとどまるところを知りません。
 今回のリポートでは、M500の誕生にまつわるエピソードやその後の経緯、また低致死性ショットガンや対人兵器としてのショットガンに関してはコラムにまとめてみました。実射で使用したのは、M590スペシャル・パーパス9ショットという、装弾数がマガジン内8発+チェンバー1発という頼もしいモデルです。「近接戦闘は得意ではないようだな、火力ばかりを優先して」というコメントに対しても、「それはどうかな……」とやり返せるアイテムも用意しました。
 ポンプ・アクション・ショットガンの代名詞的存在はレミントンのM870ですが、普及率と人気の点で同モデルに唯一対抗できそうなのがモスバーグM500/M590であるといっても過言ではないでしょう。M500はトイガン化も行われ、過去には日本のLE機関も装備していると報道されました。知られているようで案外知られていないモスバーグの傑作ポンプ・アクション・ショットガンM500/M590シリーズを、このリポートで再発見してください。

ラスベガス支局 By キャプテン中井 撃たずに語るな(1)ベレッタ92FS
 ラスベガスも独立記念日の前後は真夏日が続き,乾燥したべガスは最高にビールの旨い季節になりました。つまみのジャーキーに手が出れば,また喉が渇いてビールがすすむという悪循環へと陥っていましたが,このままではメタボ一直線間違い無しということで最近はセルフリミッターを設けて2本で何とか我慢しています(ツライ!)。
 さて,記念すべき「撃たずに語るな!」第1回は,シューティングツアーの人気ハンドガンランキングNo,1?とも呼べる,ベレッタ92FS系です。私と92FSはおよそ, 20年間の付き合い,その間におよそ50,000発の発射・整備を行いましたが,こうなれば,もう相棒の様な存在ですね…。その92FSの銃としての評価はどうなのか? シューティングツアーという,現場で得た経験を元に92F系の性能や耐久性,その弱点に迫りたいと思います。お楽しみに!

2009年8月号(6月27日発売号)
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サンフランシスコ支局 Toshi ワルサーPP
 前回のこの欄で,手持ちの鉄砲3丁を委託販売に出してる話を書いたんですが,見事に売れちゃいましたよ,3丁とも全部。結構ジャンクっぽい小口径銃ばかりだったのに,1ヵ月もしないうちにアッサリ完売。「ヤッホー! コレでネタ銃の一丁くらいは買えるぞー」と,思う間もなくぜーんぶ生活費に消えましたけどね(涙…)。しっかし,オバマさんの銃規制のウワサ,その効果は絶大ですねー。先日行ったガンショーでは,会場の壁にオバマさんの写真が貼ってあり,その下に“ファイア・アームズ・セールスマン・オブ・ザ・イヤー”なんちゅー,笑うに笑えない皮肉が書いてあって,笑いました。たぶん今は,何よりも金融危機を乗り越える事が急務だから,銃規制の方は後回しになってるんじゃないでしょーか。となると,しばらくこの混乱は続くのかも。とりあえず自分は,この混乱に乗じてあと2丁くらい委託に出しますかね。今度こそ,軍資金に回せる事を祈りつつ……。さてさてと,次号のネタはワルサーのPPです。PPKの長いヤツです。弾不足の昨今でもこれならまだ大丈夫の22口径版です。
 『あの銃に会いたい』のほうも絶好調。次号はのわんと,あのボブ・チャウ・スペシャルが登場します。では,誌面で。


LA支局 NRAショー
 全米ライフル協会(NRA)が,全米各都市で毎年行っているのがNRAショーです。大手メーカーのブースが軒を並べ,現行モデル、新製品を公開するという内容です。ショー自体はショット・ショーに似ておりますが,大きな違いはNRA会員であれば誰でも入場できる点です。その為,ディーラーなどよりも子供連れの来場者などが週末のお祭りとして気軽にやってくる姿が多く見られます。ブースでは様々なアクセサリー商品の直売も行われ,大きなガン・ショーのような内容になっております。137回目の今年はアリゾナ州のフェニックスで行われました。ショット・ショーでは見られない中小メーカーなども出展しており,今回の取材ではショット・ショーではカバーしきれなかったモデルの紹介を含めてNRAショーの様子を追ってみたいと思います。




ヨーロッパ支局 by Tokoi & Jimbo IDET2009
  Gun誌ヨーロッパ支局は,IDET 2009リポートだ。
 チェコのブルーノ見本市で2年に1度開催されるディフェンス・ショーIDETは,過去に何回かGun誌で取り上げた。
 チェコは1993年に,社会主義を放棄したチェコ・スロバキアから分割独立した国で,独立後はヨーロッパ共同体EUに加盟し,西側軍事同盟NATOにも正式加盟した。そのため,チェコ・スロバキア当時の東ヨーロッパ軍事同盟ワルシャワ・パクト体制で使用していた武器は,NATO基準に合わず軍備の近代化が大きな課題となっている。
 しかし,軍備の近代化といえども,限られた軍事予算の中で行われているため,歩兵の制式ライフルの近代化などは後回しにされているのが実状だ。
 それでもすでに,海外に派遣されることが多いチェコ軍の軍警察スペシャル・オペレーション・グループは,一般チェコ軍に先がけて,アメリカ・ブッシュマスター社製のモデルXM-15E2S(M4A3)アサルト・カービンを制式ライフルとして選定し,分隊支援火器にはベルギーFNハースタル社製のマーク46モデル0を選定して採用,使用し始めている。
 今回のIDET 2009では,将来のチェコ軍の制式ライフル近代化をにらんだチェコ最大の小火器メーカー,チェスカー・ゾブロヨフカ社が,独自に開発した次世代アサルト・ライフルを世界で初めて公開して注目を集めた。
 このチェコ製の新型アサルト・ライフルについての詳細は,次号リポートをご覧いただきたい。


2009年7月号(5月27日発売号)
 テキサス支局 Turk     ヨーロッパ支局 Tokoi     カリフォルニア支局   サンフランシスコ支局 Toshi
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テキサス支局 By Turk ルガーLCR
 スターム・ルガー製品は創設以来,どちらかというと保守的なデザインで斬新的といえるものは安全機構ぐらいしかなかった。これまで他のメーカーのアイデアに追従するというケースが少なくなかったからだ。コスト/性能のバランスそして丈夫で長持ちがスターム・ルガーのモットーでありそれは今も不変だ。
 これとは別に近年,スターム・ルガー社は変貌を遂げつつある。今までそれほど重要視していなかった女性,LEバックアップ用にも焦点を合わせ始めたからである。その成果というべく優れた新製品が2年連続で登場し,業界にかなりのショックを与えた。昨年,口径.380ACPオートのLCPがデビユーし,今年はショット・ショー2009リポートで報告済みの第2弾,口径.38SPL+PのLCR(軽量携帯回転式拳銃)DAOが登場した。デザインのユニークさは語るまでもなくマテリアルの採用もアルミ・アーロイ,スチール,チタニウムそしてポリマー/グラスファイバーを適材適所に使い分けるなどしている。LCRはまだ市場に出て間もない製品だがLCP同様売れているモデルだ。入手困難なモデルだったが幸運にも何とか次号レポートに間に合った。
 ルガーLCRはあらゆる面でユニークな新時代の超軽量護身,LEバックアップ用リボルバーだ。DAといえばこれまで重いトリガー・プルというのが定説だったがスターム・ルガー社は独自のパテント・デザインでこれを覆した。あまりにも簡単なノウハウ・パテントで読者も拍子抜けするに違いない。スターム・ルガーが世界の発信源となった数少ないモデル……これがLCRだ。スターム・ルガー社提供の正確な展開図もリポートに含めたのでメカを知りたい読者には興味あるリポートになると思う。

ヨーロッパ支局 Tokoi&Jimbo スイス ルツェルンのアンティーク・ガン・ショー
 自分で銃を購入して記事を書くのと違い,相手があっての取材記事では,時々,思いがけないことが起こり,計画通りにいかなくなることがあります。今回の取材中にもそのようなことが起こりました。
 それが,例のドイツの高校での銃乱射事件です。悪いことに事件が起こったのが、シュッツガルト郊外の村。
 そうです,シュツットガルトといえば,Gun誌ヨーロッパ支局が例年リポートしているアンティーク・ガン・ショーIWBの開催地です。
 IWA取材から帰ると, IWB主催者からメールが入っており,今年のIWBは,急きょ中止になったと知らされました。折り返し来年以降の開催に関して質問すると,今のところまったく白紙状態で,再開のめどがついていないとのこと。 Gun誌ヨーロッパ支局は,急いで予定を変更し,同じ期日に開催されているスイス・ルツェルンのアンティーク・ガン・ショー取材に切り替えました。
 スイス・ルツェルン・アンティーク・ガン・ショーは,ずっと以前に取材しGun誌でリポートしたことがありましたが,その後,シュツットガルトIWBアンティーク・ガン・ショーと期日が重なるため、長らくご無沙汰しておりました。 久しぶりにショーに出かけると,以前から知り合いの多くの人々に出会い,この世界の狭さに驚かされました。おかげで長期のご無沙汰にもかかわらず,取材も順調に進み,ドイツとは一味違ったアンティーク・ガン・ショー取材となりました。 一方,ドイツの事件後の対応ですが,今回の事件が,合法的に所持されていた銃砲での事件,それも,家庭内から家族が銃を持ち出しての事件ということで,ショックも大きく,さっそく各州の内務省長官が集まって,今後の事件再発防止に向けた会議が開かれています。 全体の論調としては,銃砲管理のより一層の徹底ということですが,家庭内で,ほかの家族から,銃を完全に分離することは難しく,解決策を見い出せないでいます。 会議では,銃に指紋認識装置を導入したらどうか,というような現時点での実現が不可能な意見も出たようです。 事件の陰には,単に銃だけにとどまらない,人種問題や現代社会の大きなストレスなどの社会問題や現代病理なども潜んでいるため,解決策を見つけるのは容易ではないようです。

 さて,いずれにしても次号Gun誌のヨーロッパ支局のリポートは,スイス・ルツェルン・アンティーク・ガン・ショーになります。
 隣どうしの国とはいえ,相互にコレクターの気質や趣向は大きく異なり,その面でご覧いただいても,興味深いかと思います。また,他では見かけないGUNをいくつも撮影できました。
 スイスが採用して大量生産されるようになる以前のルガー・モデル1899もそのひとつです。期待してください。


サンフランシスコ支局 Toshi コルト・コマンダー
 読者の皆さん,私もとうとう誘惑に負けて鉄砲を売りに出し始めましたよ。何しろ今アメリカのGun業界は,オバマさんの銃規制を睨んで未曾有の好景気。中古市場も極端な品不足なので,売るなら今しかないんですねー。とは言っても,里子に出すのはいわゆるサタデーナイト・スペシャル系とかジャンク系だけで,さすがにメジャー・ブランド物はキープ。とりあえず3丁ほど,ガンショップの委託のタナに並べました。さあーて,売れますかどうか……うまく売れたら,ガンショー巡りの軍資金に回せるんだけどなあ。えーと,もしも読者の方で,「あのリポートで使ったあの銃だけは売らないでー」みたいなリクエストがありましたら,お早めにご一報を。誠心誠意,努力しますから(笑)。とゆーことで,次号のネタはコマンダーです。コルトのガバの短いヤツです。コンパクト・キャリー・ガバの元祖家元。その鉄フレーム版であるコンバット・コマンダーでいきます。では,誌面で。

カリフォルニア支局 ガンクラフター・インダストリーズ The 50GI
   読者からのリクエストが多かった50口径の新顔,50GIカートリッジのハンドガンがいよいよ登場です。今回ガン・クラフター・インダストリーズ社まで直接訪問して取材を行いました。50口径というと,オートマチックのハンドガンではデザート・イーグルが思いつきますが,銃自体も大柄なモデルです。けれども今回の50口径は一味違います。それを撃つハンドガンの姿形は5インチのガバメントそのものです。これに収まってしまう50口径弾とはどんなものなのか? 実は,実用的に扱える,護身用の50口径というコンセプトの下,開発された新発想の“フィフティ”なのです。45ACP口径より若干強い程度の反動でありながら,最高で44マグナムに匹敵するほどの打撃力を持っているという大変面白いコンセプトのカートリッジです。
 このメーカーが発売するのは定価2,900ドル近いガバメント・スタイルのカスタム,No.1/2です。ウィルソン・コンバットで長年経験を積んだアレックス社長が自身の経験を活かして製作するハイ・エンドなモデルで,ガバ系カスタム単体として見ても大変完成度の高いものです。アレックス社長はデンマーク出身,長年の夢であった50口径弾を開発し,今なお様々な製品開発への情熱を持っていらっしゃいます。最新のグロック用コンバージョン・キットの実射や,45ACP専用のザ・アメリカン・モデルも含め,取材いたしましたので,乞うご期待ください。




2009年6月号(4月27日発売号)
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ヨーロッパ支局 Tokoi IWA2009リポート
 次号のリポートは南部ドイツ,ニュルンベルグで開催されたIWA2009のリポートです。
 残念なことに,IWA2009開催の2日前に,同じドイツ南部シュツッツガルト郊外の高校で乱射事件が発生し,17名の命が失われるという悲惨なことになりました。
 犯人は精神科に通院したという病歴を持つとのことですが,この事件はIWA2009にも少なからぬショックと影響をもたらしていました。
 詳しくはリポートで報告します。

 さて,話は変わりますが,ショー取材を終えると,カメラマンともども夕食に向かい,ここでやっと,取材の反省と翌日の取材の打合せをします。
 我々はドイツ滞在が長く,ドイツの取材で,夕食にドイツ料理ということには,まずなりません。今回のIWA2009の取材では,3晩も続けてイタ飯屋での夕食となりました。
 ヨーロッパは総じて保守的で,もともと外国料理レストランは多くはありませんでした。ドイツも例外ではありません。
 最近は,食に関して保守的なヨーロッパでも,様々な各国料理のレストランが増えています。これは,ヨーロッパの人々,特に若者たちが,海外で夏のバカンスを過ごすようになったことが大きく関係しています。
 海外で若者が安くバカンスを過ごすには,その土地の食べ物が一番安上がり。そうして海外の味覚に馴染んだドイツ人に向けて,各国料理のレストランが次々と開店しているのです。
 “健康志向ブーム”からアメリカの流行を取り入れたファッション的な側面もありますが,回転寿司店向けの寿司の自動製造機などが次々とできていることと,ヨーロッパが日本の寿司ネタの重要な供給地になっていることなども大きく関係し,寿司レストランが次々と開店しています。
 もっとも,これらの新規開店寿司店やテイクアウトの寿司店の多くは,中国人や韓国人の経営する店が多く,中には「これが寿司?」というようなおかしなものもあります。
 ニュルンベルグも例外ではなく,数年前から怪しげな寿司店が増え,今ではニュルンベルグ中央駅の中にドイツの大手鮮魚チェーン店のノードーゼー(北海)が,テイクアウトのパック寿司を置き,同じく中国料理店がテイクアウトの寿司を扱うまでになりました。
 しかし,何といってもびっくりしたのが,ニュルンベルグ旧市街の中にあるモンゴル料理屋が,寿司も出していることでした。
 海の無い国モンゴルのジンギスカン料理と寿司の取り合わせは,我々日本人が店内に踏み込むのを躊躇させるのに充分な取り合わせでした。
 ---という事情から,今回のIWA2009取材での疲れを癒し,明日への鋭気を養う夕食は3晩も続けてイタリア料理となったわけです。
 どうぞ,6月号の取材リポートをお楽しみに!


テキサス支局 By Turk GS-5PK
 銃器ファンなら誰もが欲しがるのがHKMP5であろう。
 しかしながらこれを民間人で所持するとなると困難なプロセスを経なければならない。米国でさえ至難の技であり実際,一握りの者が所持しているに過ぎないのだ。セミ・オートではあるがHKMP5の超ソックリさん“ドイツ製GSG-5”が市場に登場した。
 経済性で知られる口径.22LR,小売価格500ドル…。
 他のセミ・オート・ライフル,ピストルとおなじレベルの申請で所持できるとなれば売れないほうがおかしい。
 この不況の中,銃器産業の活気については既に述べたが、その中でも登場以来わずか数ヶ月,大いに売りまくっているのがこのGSG-5だ。各地で品不足をきたしている。
 今回,ようやくダラス支局もGSG-5PKを入手し,テストにこぎつけた。写真でお分かりいただけるだろうか? 実物と寸分違わない質量感もあり従来のおもちゃの延長とは全く違っていたのだ。.22LRといえばついつい馬鹿にしやすいが……これは侮れないモデルとなっている。筆者も久々に欲しいと思わされたモデルだ。
 製造は昨年のラスベガス・ショット・ショー2008で紹介した新興メーカーGSG社(ジャーマン・スポーツ・ガン)である。

サンフランシスコ支局 Toshi S&Wスコーフィールド
 次号から1本,新連載記事を始めます。コレは,去年の暮れに企画書を提出し,サンプル記事も作り,編集部と何度も話し合って,やっとこ通してもらった企画です。で,この記事というのは,読者の貴方(そう、貴方です!)のご協力があって初めて実現可能のモノなんですよ。言ってみれば,貴方と私の二人三脚,超人バロム1でゆーところのタケシとケンタロウがバローム・クロスしないとズドドドバーン出来ないワケなのですね。で,更に言えば,ネタ銃の割り振りの関係で,何やら早い者勝ち的な要素などもありまして・・・・・・。「いったい,ソレは何なんだ?」と疑問を持った方は,是非とも次号をお買い上げの上お読みいただき,もしも 「だったら協力してやろうか」とゆー感じになりましたら,応募要綱に従って編集部に早速ご連絡頂きたいのですね。何卒よろしくお願いしますです。それで,ええと,自分のレギュラー記事のほうは,スコーフィールドでいきます。S&Wの中折れ式シングル・アクションです。西部を征服し損なったリボルバーですね。 では,誌面 で。


カリフォルニア支局 HK45
   数年前の米軍サイドアーム・トライアルに出馬したH&Kの新型ハンドガン,HK45を今月は特集します。ソーコム(Mark.23 Mod0),USP,そして,P2000と発展を続け,完成度を高めたH&Kのハンドガン。USPシリーズで不評であった,頭が大きく角ばったスライドのデザインを見直したP2000から徐々に人間工学的なデザインを重んじるようになりました。そこをさらに推し進めたP30シリーズ,そして,それを45口径化したHK45と更に進化し完成度を高めました。米市場へ戦略的な口径モデルとなる45ACPのオートとなると,米国のタクティカル・ユーザーの意見も重要です。そこでH&K社はコンサルタントとして,元米特殊部隊ラリー・ビッカーズ,小火器トレーナーとして名だたるケン・ハッカーソン両氏の意見を取り入れ,単純にP30のボア・アップではない特長と従来のH&Kゆずりの特長を盛り込みました。クラス最良の握りやすいグリップを備えたHK45は,今後のH&Kハンドガン製品への期待度を大きく引き上げたのではないでしょうか。詳しくは特集をご覧下さい。


2009年5月号(3月27日発売号)
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テキサス支局 Turk
次号ではつい最近,米国に上陸した噂のチェコ・アサルト・ライフルVZ58のスポーツ・モデルCZ VZ58のテスト・リポートをお届けします。一見AKに似てはいても中身はチェコ独自のもの……。さて,噂どおりの優れものか……,乞うご期待。


カリフォルニア支局
   今年,オーランドでのショット・ショー取材では,念願の(?)ハンドガンを実際に手に取ってみることが出来ました。いやはや,それがナンであるかといえば,テキサスはダラス支局の所有するインフィニティの烈風カスタムです。本誌では過去3度ほど取材で登場していますが,手作業で手間をかけて作るカスタム・ハンドガンとは違い,自動工作機械の切削加工で作り出す,現在最も手間がかかっているモデルです。でも「自動の機械加工ならむしろ手間がかかっていないのでは!?」と,普通はそのように感じるかもしれませんが,実際にインフィニティ社の銃は,スライドやフレームは勿論のこと,ネジを含めて何からなにまで……現在はバレルまであらゆるパーツを自社で製造しております。しかも,全部金属の塊から削ってます。キャスティングで製造したパーツが皆無というのは,現在銃としては異例なことです。こんなことが可能なのも,CNCのプログラミングを自分自身で行ってしまう社長のサンディー・ストレイヤーさんの技術とこだわりの精神があるからだということです。
 今回の目玉は,ダラス支局が新しく受け取った45ACP口径版のモデル,スッカリ衣替えした新型の烈風カスタムです。トリガー・ガードから下のグリップ部が合成樹脂製となっている同社やSTIで有名なハイブリッド構造のフレームですが,今回の新型では,これまでとは大きく違って,このグリップ部分をスチールやアルミ合金,そしてチタンなどの金属で製造した点です。試作の繰り返しで,ようやくショット・ショー取材間際に完成したそうです。  金属にしたのには色々理由があります。プラでは実現出来なかったことが沢山あるからです。握りやすさではピカイチ,さらにもう少し重くしたい人の希望も達成しました。何よりも注目したいのが,デザイン・センスの良いところですね! インフィニティは所持しておりませんが,欲しくなってしまいました。カリフォルニア州でも販売許可が下りているので,いつかはオーダーしたいですね。
 それでは、記事の方をお楽しみに……。

サンフランシスコ支局 Toshi
 ここんとこ暗いニュースの連続で,ホント参りますよねー。これだけ社会に暗雲が立ち込めてくると,当然,犯罪率とかも上がってきます。そこへ持ってきてですよ,財政難のカリフォルニアは,服役中の受刑者の刑期を短縮して,早めに出しちゃおうみたいな暴挙まで考え始めてるとゆーじゃないですか。そんなことしたら 益々失業率が悪化して,必然的に犯罪率もウナギ上りだろって僕なんか思うんですけど,違うんですかねえ。
 で,犯罪率が上昇すれば,狙ったようにガン・コントロールの強化ですな。
 そうでなくともオバマさんはやるやるって言ってるんだから,後は時間の問題でしょ。こうなってくると,手持ちの銃は1挺たりとも手放したくないって感じですねえ。それは,ガン・コントロール云々よりも,自分の身は自分で守る,増大する悪との来るべき戦いの日々に備えるとゆー意味でね。コレは半分マジですよ。ただ,自分の場合は,金融危機の以前から深刻な財政危機なので(涙),繋ぎ資金調達の為にやむなく1挺2挺……なーんて哀しい事態も充分起こ り得るんですが。
 それで,何が言いたいのかと言うと,そーゆー哀しい事態になったとしても,とりあえずコイツは当分手放したくないよなあと考えている現在お気に入りの1挺を次号では紹介したいのですね。それは,エルマ・ルガーです。まがい物とばかり思っていたのが,意外となかなかイケてるんですよ,コレ。どうイケてるかは記事を読んでのお楽しみ。立ち読みじゃなくて,ちゃんと買って読んでくださいよね。お願いしまーす。


LA支局 テリー矢野
 皆さんはもうGun DVD VOL. 3「ザ・マグナム・ハンドガン」をご覧になられましたでしょうか。松板やバリスティック・ゼラチンを用いての破壊力の比較や,CGを駆使したメカニズム解説など見所がいっぱいのこのDVD,まだという方は是非チェックしてくださいね。
 S&Wの初代“.357”Magnumは世界最初のマグナム・リボルバーであり,ハンドガン史上に転機をもたらした重要モデルであるにも関わらず,日本でまともに紹介されたことがなく,このモデルに関する解説には間違った記述が少なくありません。元祖ハンドガン・マグナム・カートリッジである.357 Magnumの生い立ちに関しては,ある程度の解説はなされているのものの,新しいカートリッジを使用する銃器の開発に誰がどのような苦労をしたのかというストーリーも語られるべきでしょうし,一読に値するのではないでしょうか? リポートを読んでいただければおわかりになると思いますが,.357 Magnumの誕生は「.38 Specialの全長を0.135インチ延長した初のハンドガン用マグナム・カートリッジで,1935年に登場した」といった解説だけで済まされるには,あまりに重要な出来事だったのですよ。
 今月は,ハンドガン・マグナム・カートリッジの原点である.357 Magnumの開発経緯と,最初のマグナム・ハンドガンであるS&W“.357”Magnum――第二次大戦前に発表されたモデルであることから現在コレクターの間で“Pre-War Magnum(プリ・ウォー・マグナム)”とか,リポート中で詳しく説明しますレジストレーション・ナンバー(登録番号)の有無によって“Registered Magnum(レジスタード・マグナム)”や“Non-registered Magnum(ノン・レジスタード・マグナム)”とも呼ばれています――を紹介させていただきます。Gun DVD VOL. 3のキャッチコピーではありませんが,これを読まずしてマグナムを語らないでくださいよ!


ヨーロッパ支局 Tokoi
 寒い日が続いていますが,読者の皆さん元気にやっていますか。  暮れから新年を日本で過ごしていたGun誌ヨーロッパ支局も,そろそろ始動です。一足先にカメラマンの神保君はドイツに戻り,リポーターも皆さんがこのサイトにアクセスする頃には,IWAの取材を終えていることと思います。ヨーロッパでは,昨年中断した製品のチェックにも回らなければなりません。  そういえば前に愚痴っていた原油高騰分のサーチャージ,4月発券分からほぼゼロに近くなるそうです。とりあえず良かった。しかし,今回ヨーロッパに戻るのは3月初め。やはり片道4万円ほどのサーチャージがくるとのこと。そして,再び日本に戻ってくるのは4月よりずっと後になるのに,往復分のサーチャージが加算されます,どうにも納得できないシステムです。  リポーターは,同じような物ばかり出現する新製品に対する興味が,前ほどあまり湧きません。困ったことです。それより最近は,過去にリポートしたことがあっても,その後の新事実や資料の発見で,名銃と呼ばれる製品に再び大きな興味と関心を持っています。4月号と5月号で取り上げたFG42も,そんな銃の1つです。  読者の関心とリポーター自身の興味を兼ね合わせるのは,なかなか難しいものです。でも,読者のより多くが求めるリポートを目指して今年も頑張ります。  5月号のFG42後期生産型のリポートは,4月号の初期生産型と見比べながら読んでいただければ幸いです。










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